年下御曹司の、甘い提案が聞きたくて。
賑やかそうね…と母が声を聞きつけ、リビングへと戻って来る。
テーブルの上に紅茶の入ったカップを置き、ちらっと私に視線を移して、「あら素敵なワンピースね」と声を発した。
「望美、似合うじゃない」
可愛いわ…と手放しで着ているチェックのワンピースを褒め、「それ、どうしたの?」と訊ねる。
私が照れながら「輝に選んで貰った」と言うと彼を振り返り、「いつもお世話になってばかりで…」と恐縮した。
「いいえ、俺の方が…」
いつも望美さんには世話になっています、と真面目に答える輝。
私は何もしてない!とギョッとして彼を制した。
「違うの、私が…」
そう言って止めようとしているところに「ただいまー」と声が聞こえ、私と同時に輝がビクッと肩を竦める。
「あっ、帰ってきたわ」
「はーい」と声を高めて玄関に走りだした母は、大きな声で「望美の彼氏が来てるの」と父に言う。
父も「えっ!」と大袈裟に驚き、それを聞きながら私は肩を竦め、マム、お願いだからもう少し静かにして…と胸の中で訴えた。
輝はその声を聞きながら緊張してきた様子で、きゅっと唇を噛み締める。
テーブルの上に紅茶の入ったカップを置き、ちらっと私に視線を移して、「あら素敵なワンピースね」と声を発した。
「望美、似合うじゃない」
可愛いわ…と手放しで着ているチェックのワンピースを褒め、「それ、どうしたの?」と訊ねる。
私が照れながら「輝に選んで貰った」と言うと彼を振り返り、「いつもお世話になってばかりで…」と恐縮した。
「いいえ、俺の方が…」
いつも望美さんには世話になっています、と真面目に答える輝。
私は何もしてない!とギョッとして彼を制した。
「違うの、私が…」
そう言って止めようとしているところに「ただいまー」と声が聞こえ、私と同時に輝がビクッと肩を竦める。
「あっ、帰ってきたわ」
「はーい」と声を高めて玄関に走りだした母は、大きな声で「望美の彼氏が来てるの」と父に言う。
父も「えっ!」と大袈裟に驚き、それを聞きながら私は肩を竦め、マム、お願いだからもう少し静かにして…と胸の中で訴えた。
輝はその声を聞きながら緊張してきた様子で、きゅっと唇を噛み締める。