年下御曹司の、甘い提案が聞きたくて。
二週間後、父と土井社長さんとに提案されたビジネスの契約は無事結ばれ、一週間後には父が初仕事へ出掛けることが決まった。
母はその契約書類を金庫にしまいながら父に、「下手な仕事だけはしないでよ」と苦言を呈し、父も母には負けた、という表情で、「分かってるよ」と言い返していた。
父の借金は、上手くいけば三年後には完済できると目星も付き、母はようやく肩の荷が下ろせそうだ…とホッとしている。それには私も郁も同じようにホッとして、これも全部、輝が提案してくれたビジネスのお陰だと感謝した。
私達の結婚は、取り敢えず一年後と定め、今は諸々の準備をしながら式場選びから始めようと決め、それに輝のお母さんも付き合いませんか?と誘い、二人の間が少しずつ埋まるように…と努力もしている。
輝は若干詰まらなさそうな顔をすることもあるけれど、こうして母親と一緒に出掛けたこともなかったというのを思い出して、まあたまにならいいか…と態度を軟化させている。
彼の父親は相変わらずお金と物しか送ってこないみたいだけれど、それでも全く無視よりかはマシなのかもな…と、気持ちを切り替えるようにもなったみたいだ。
母はその契約書類を金庫にしまいながら父に、「下手な仕事だけはしないでよ」と苦言を呈し、父も母には負けた、という表情で、「分かってるよ」と言い返していた。
父の借金は、上手くいけば三年後には完済できると目星も付き、母はようやく肩の荷が下ろせそうだ…とホッとしている。それには私も郁も同じようにホッとして、これも全部、輝が提案してくれたビジネスのお陰だと感謝した。
私達の結婚は、取り敢えず一年後と定め、今は諸々の準備をしながら式場選びから始めようと決め、それに輝のお母さんも付き合いませんか?と誘い、二人の間が少しずつ埋まるように…と努力もしている。
輝は若干詰まらなさそうな顔をすることもあるけれど、こうして母親と一緒に出掛けたこともなかったというのを思い出して、まあたまにならいいか…と態度を軟化させている。
彼の父親は相変わらずお金と物しか送ってこないみたいだけれど、それでも全く無視よりかはマシなのかもな…と、気持ちを切り替えるようにもなったみたいだ。