同期に恋して 〜ずっと片思い〜
「だって、だって涼真いつも女の子いっぱいいたじゃない!私なんてただの同期だし、いつも他の女の子ともこうやって出かけてたし……すぐに家に連れて行くのって……」
泣きそうになりながら言った私に、涼真はなぜか悲しそうな表情をすると、何も言わず私の手を引いて改札をくぐった。
「涼真?」
問いかけにも答えてくれそうにもない涼真を、私はチラリと見上げた。
真顔で外だけを見つめる涼真は、少し怖いような気がして私はキュッと唇を結んだ。
そんな私に、ハッとしたように涼真はキュッと私の手を握りしめた。