同期に恋して 〜ずっと片思い〜
無言のまま涼真のマンションに向かっている事がわかり、ドキドキと心臓の音がうるさい。

本当は涼真の言葉を信じたいし、一緒にいたい。
そう思う気持ちと、信じたい気持ちでぐちゃぐちゃになる。

「ちな、絶対何もしない。だから一緒に食事しながら俺の話を聞いて?」
真剣な表情の涼真に、私は小さく頷いた。


二人で帰り道のコンビニに入ると、品薄になったショーケースから涼真は残り一つになっていた小さい丸いケーキと、各々好きなパスタなどをかごに入れた。

それを持って涼真のマンションのドアの前まで来ると、私は足を止めた。

いつもこの部屋に女の子を呼んでいるのだろうか?女の子の物とかがあったらショックを受けそう……。
そんな事を考えていたのが分かったのか、涼真は優しく私を見つめた。
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