同期に恋して 〜ずっと片思い〜

「ちな!ちなそろそろ起きろよ」

デジャヴかと思うその声に、私は小さく体を動かした。

あれ?

そっと目を開けると、あの時と違うのは、目の前に優しい涼真の顔があることだった。

「おはよう」
チュッとリップ音を立てて、キスをされて一気に目が覚めた。

「おはよう……」
最後は声にならず、何も身に着けていない自分に恥ずかしくなってシーツにもぐりこんだ。

「なあ?お腹すかない?」
そういえば昨日、買ってきた食事も食べずにベッドに入ってしまった事を思い出す。
そしてそのまま私は眠ってしまったのだろう。

「起きてればよっかたのに……」
小さく言った私に、涼真は少しムッとした表情をするとまた私を抱きしめた。
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