【最愛婚シリーズ】極上CEOにいきなり求婚されました
「芽衣子さん、ほっぺが赤くなってて可愛いです」
耳元で話をされて唇がわずかに耳にふれると、背中にビリリと電流が走る。
「んッ……やめて、離しなさい」
「やだ。すごくやわらかくていい匂いがする。ねぇ、このままずっとこうしていたいな」
わたしの髪に顔をうずめたケイトがそうささやく。
彼の言葉に反応して胸がドキドキしてくる。
けれど彼を素直に受け入れるわけにはいかない。
「ちょっと、こんなところで盛らないでっ! もう!」
彼を引き離すと、リンクを出ようとリンクサイドに向かう。
しかし未だへっぴり腰のわたしはあっという間にケイトに捕まってしまった。
「そんなに怒らないでください。俺思ったこと、すぐ口にしちゃうタイプだから」
さらっと爆弾を落とされた。
それって今まで口にしたこと全部が彼の心とイコールだっていうこと?
トクトクと胸の鼓動が早くなる。
わたしの手を引いてリンクから出してくれるその顔は、大人なんだけどあどけなくて、そんな彼を無視できない。
二十歳そこそこの女の子じゃないのよ! しっかりしなきゃ。
耳元で話をされて唇がわずかに耳にふれると、背中にビリリと電流が走る。
「んッ……やめて、離しなさい」
「やだ。すごくやわらかくていい匂いがする。ねぇ、このままずっとこうしていたいな」
わたしの髪に顔をうずめたケイトがそうささやく。
彼の言葉に反応して胸がドキドキしてくる。
けれど彼を素直に受け入れるわけにはいかない。
「ちょっと、こんなところで盛らないでっ! もう!」
彼を引き離すと、リンクを出ようとリンクサイドに向かう。
しかし未だへっぴり腰のわたしはあっという間にケイトに捕まってしまった。
「そんなに怒らないでください。俺思ったこと、すぐ口にしちゃうタイプだから」
さらっと爆弾を落とされた。
それって今まで口にしたこと全部が彼の心とイコールだっていうこと?
トクトクと胸の鼓動が早くなる。
わたしの手を引いてリンクから出してくれるその顔は、大人なんだけどあどけなくて、そんな彼を無視できない。
二十歳そこそこの女の子じゃないのよ! しっかりしなきゃ。