あなたに恋のお届けものです
そして、夕方。
「真由子。」
「あっ、勝利?」

私の部屋に勝利が訪ねてきた。
「じゃあ、こっそり行こっか。」
私は有紗とのLINEを見せる。

ーこれからアプローチしてくる!
有紗から、さっきメールがきたところだ。
「どこで聞くんだ?」
「扉の前かなぁ。」

そう、私たちは有紗と悠里のやり取りをこっそり聞きに行くのだ。
***

「今日も勉強教えてくれない?」
「もちろん。俺でよければ。」

今、私たちは悠里の部屋の前にいる。扉からもれる音をこっそり聞いているのだ。
「…意外とはっきり声が聞こえるね?」
「…あぁ。」

ちなみに蟻さんの声で話してます。
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