あなたに恋のお届けものです
私は意味がわからなくて首をかしげた。必死になんてなっていないのに。

「有紗と永井のこと、首突っ込みすぎだ。お前がどうしてほしいとか言うことじゃないだろ?」

「言ってない…。」
「言ってる。」

どうしてそんなに怒った顔をしてるの?
「確かに、俺が真由子と一緒に行くにはこれしか方法がない。でも、やっぱり本人の意思を尊重すべきだ。」
「…うん。」

本当に私は、本人の意思を尊重していた?

「永井は、恋愛として有紗が好きではないと言っていただろ?だから必死になった。」
「うん。」

それが悠里を苦しめた?
「でも…。悠里は突然、気があるようなそぶりを見せた。どうしてかわかるか?」

そういえば…どうして?

なんでいきなり、気があるようなそぶりを見せたの?
有紗を誘った。どうして?

「真由子が理由だ。」
「私?」
< 235 / 271 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop