あなたに恋のお届けものです
「頑張ろうね、有紗。」
「うん…真由子もね。」

有紗は緊張しているのかいつものような元気がなかった。

有紗はなぜ、借り物競争を選んだのか?恋愛ものだと知っているのに。
それは…もしかして好きな人に告白したいから?

前に私はそう考えた。もし本当だとしたら、有紗は勝利に告白するはずで。 
なんとなーく告白してほしくなかった。なんとなーーくね。 

「位置について、よーい」 
パン!

私達は一斉にスタートした。
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