一途で甘いキミの溺愛が止まらない。
ーーー「……ん…」
次に目が覚めた時には、保健室のベッドに私はいた。
あれ…私ってどうしてここに。
「あっ、菜穂起きた?
体調はどう?」
「……え…」
声のした方を向くと、ベッドの横の椅子に千秋ちゃんが座って心配そうに見つめてきた。
どうして千秋ちゃんがここに…?
あれ、そもそも…。
「が、学校…!
千秋ちゃん、授業は…!?」
勢い余って起き上がってしまう。
また少しめまいがしたが、それどころじゃなかった。
「落ち着いて、寝てていいから。
さっき終わったばっかだよ」
「終わったばっか…?
そういえば、なんで千秋ちゃんは私がここにいるって知ってるの…?」
「そんなの知ってて当然じゃない!
始業式の後、突然何人かの悲鳴が聞こえてきたと思ったら、あの一匹狼の秋野が菜穂のことをお姫様抱っこしてたのよ!?
二人ともいつの間に付き合ってたの!!?」
「え……?
お姫様、抱っこ…?」
千秋ちゃんの言葉がすぐに理解できなくて、固まってしまう私。