一途で甘いキミの溺愛が止まらない。




「こん…やく、しゃ…?
こんやく、しゃ…婚約者って、えぇ!?


ど、どういうこと!?
結婚するの!?どういう関係!?」



「ち、千秋ちゃん落ち着いて…」



「峯田さんごめんね、菜穂は今病気で苦しめられているからそれどころじゃないんだ。


また後日絶対話すから、今日のところはごめんね」



私は千秋ちゃんを落ち着かせようとしたら、蓮くんにまた抱きしめられて言葉を制されてしまう。



「れ、蓮くん…私、大丈夫だから…」
「菜穂、帰ろうか」



蓮くんはそう言うと、私をいつものように抱きかかえるような態勢に変わる。



「れ、蓮くん待って…!」



それは一大事だった。



あの時は意識を失ってたから秋野くんにお姫様抱っこされててもまだ良かったものの、今回は違う。



それにかっこよくて有名な二人にお姫様抱っこされただなんて絶対許されることじゃない。




< 316 / 370 >

この作品をシェア

pagetop