一途で甘いキミの溺愛が止まらない。




「蓮様…!お荷物、私がお持ちいたします」



すると高級車の前に立っていた年配の運転手さんらしき人が、慌てて私たちに近づく。



運転手さんというより、執事さん…?
なんか服が、執事服っぽい気がする。



って、何私驚きを通り抜けて冷静になってるんだろう。



「いいよ、これくらい」
「ダメです、私にやらしてください」



「大丈夫。
桃原さんの婚約者としてこれぐらいはしないと」



私の婚約者…。
その言葉にドキッとしてしまう。



結局執事さんが折れ、上条くんが車に荷物を乗せる。



そしてドアを開け、「どうぞ」と戸惑う私に入るように促してくれた。



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