一途で甘いキミの溺愛が止まらない。
「一緒に、作りたい…?
作りたいって、言ったよね?」
だけど上条くんはその場に立ったまま動いてくれなくて、私をじっと見つめてきた。
「うん、言ったけど…それがどうしたの?」
「もう俺胸がいっぱいだ、まさか桃原さんに一緒に何かをしたいと言われるだなんて。
ありがとう、俺に幸せをくれてありがとう」
そう言ってようやく上条くんが歩き出したかと思えば、私の両手をぎゅっと包み込むように握られる。
「えっと…」
「初日からこんな幸せでいいのかな」
反応に困ってしまったけど、上条くんが嬉しそうに笑うから、私まで胸が温かくなった。