一途で甘いキミの溺愛が止まらない。
途端に熱くなる顔。
だけど上条くんもまた、頬を赤らめていた。
「…そんな可愛く上目遣いされたからって騙されないからね。
俺は悲しくてもう…怒ってるんだ」
怒ってる…?
私、上条くんを怒らせちゃったの?
だけど上条くんを見る限り、怒っている様子はない。
「…あ、あの…本当に、ごめんなさい…」
それでも怒らせてしまったのなら、謝らなきゃいけない。
私は素直に謝ると、さらに頬を赤らめてしまう。
「……っ、ダメだ、可愛くて許すしかない。
こんなの卑怯な技だよ本当…」
そう言って上条くんの方が先に視線をそらしてしまった。