売られた猫。
『私にはあの世界が一番性に合ってるの。
18になったらすぐ出てってやるから。』
「それはお前がその世界しか知らねえからだよ。」
図星をつかれ、思わずたじろぐ。
「俺が別の世界も見してやるから。
あー、まずは電話だな。」
そう言って、どこかに電話をかけ始めた。
「もしもし?城田さん?あー俺。
入学させたい子がいるんだけど。」
は!?学校に行かせられるの!?
「だからいつもごめんってば。
え、名前?あー、お前、名前なんだ?」
『...莉瀬(Rise)。』
源氏名を言ってやった。絶対本名なんか教えない。