真実(まこと)の愛

「……あなたは、どっちだと思う?」

礼子はグロスで艶やかに潤う、少し厚ぼったいくちびるの端を上げて、妖しく微笑んだ。

あっさりと質問を質問で返されてしまい、麻琴は返す刀でカウンターを喰らった。

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