ただのワガママでしょうか。
「無理して笑わないでほしい。俺といるときだけは、楽しい時だけ笑ってくれたらいい。
そんな笑わせてあげれる自信もないけど・・・」
そう彼が話すのに、被さるように
「友達になって頂けないでしょうか。」
私は、初めて、初めて自分からそんな言葉を呟いた。
自分でもそんなこと言うと思っていなかったから
「嘘です、大丈夫です。ごめんなさい」と続けた。

「嘘なの?でも友達だとか、なんだとか、そういうのにとらわれず、
お茶仲間としてこれからよろしく」

ポテトをつまみながら、どこかぎこちなく
だいちゃんはそう言ってくれた。

嬉しい。そう思った。

私は、全ての物事に必ず二つの選択を考えてしまう。
今も、そう。
時計を見ると2時になろうとしている。
今日は金曜日、私は土曜日も勤務であり、正直明日を思うと
そろそろ・・・という気持ちもある。
同じように大ちゃんも、もうそろそろ
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