雪の光
「……ごめんなさい」
「だから謝罪なんて要らないって言ってるで……」
「ごめんなさい私が死ねばよかった、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……」
「……あんたムカつく。
すっごく嫌い」
何を今更、と茜ちゃんを見ると、やっぱり怖かった。
「……彗くんはそうだった。
去年から、急にわたしといる頻度が減って何でだろって思ったらあんただった。
彗くん、あんたの事を話す時だけは楽しそうだったから余計にむかついた。
……わたしの方が彗くんの事を好きだった期間が長いのに、わたしは選ばれなかった……!
なんで?って何度も思った!
死にかけのあんたよりも生命感のあるわたしが好かれないなんて!」
気付かれていた。
私が生きているのか死んでいるのかよく分からないってことを。
「ごめんなさい、私なんか好かれて。
嫌って、誰でもいい。
みんな嫌ってよ。
茜ちゃんの友達にも言いふらして私のこと、嫌われるようにして」