リングサイドブルー
「俺より、坂巻さんに見てもらったほうが早くないすか。それか橋爪さん。実際そのシステム使うの俺じゃないし。俺も他社の人間ですからね」
「だってまきちゃん運営企画課に呼ばれちゃっていないじゃん。橋爪さんは会議、神長は午後出だし」
「いずれ戻ってくるし、そのときに聞けばいいだけの話でしょう」
千晃が言い放つと、優月は口を尖らせ、あからさまにむっとした。
「なに、ただ作業しにきてるの? 自分が使うとしたらどうか、っていう風に考えながら仕事しないわけ。いいもの作れるようになれないよ」
「俺はデザイナーじゃありませんから、そんな風に考えることに意味ないでしょう。それに、最終的決めるのは俺じゃありませんしね。意見を求めるなら、クライアント側の人間にするべきだと思うけど」
千晃は自分のモニターに向き直った。なぜこの男は、こうも無駄に絡んでくるのだろう。
「だってまきちゃん運営企画課に呼ばれちゃっていないじゃん。橋爪さんは会議、神長は午後出だし」
「いずれ戻ってくるし、そのときに聞けばいいだけの話でしょう」
千晃が言い放つと、優月は口を尖らせ、あからさまにむっとした。
「なに、ただ作業しにきてるの? 自分が使うとしたらどうか、っていう風に考えながら仕事しないわけ。いいもの作れるようになれないよ」
「俺はデザイナーじゃありませんから、そんな風に考えることに意味ないでしょう。それに、最終的決めるのは俺じゃありませんしね。意見を求めるなら、クライアント側の人間にするべきだと思うけど」
千晃は自分のモニターに向き直った。なぜこの男は、こうも無駄に絡んでくるのだろう。