僕の事飼いならしてよ
恥ずかしがっている陸君を見て、笑わないって約束したのに、顔がニンマリする。

「あっ、笑ったな。」

「笑ってないよ。」

「ウソだ、笑った。」

私に笑われて、悔しがる陸君を見ても、顔がニンマリする。


こんなに、ツンデレな彼氏。

陸君以外、いないだろう。

これからも私は、このツンデレな彼と共に、時間を過ごすのかな。


そう思っていたある日。

「だから、近藤さん。今日は、委員会があるって言ってたでしょ。」

「ははは……そうでした。」

もう一人の近藤さんには、相変わらず厳しい。


「ねえ、宮本君。ここ、分からないんだけど、教えて。」

クラスの女子が、隙をついて宮本君に話しかけてくる。

「ああ、ここはね。」

口で説明するより、書いた方が早いのか、陸君はスラスラとノートに答えを書いていった。
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