僕の事飼いならしてよ
私は、陸君の胸の部分をポカポカ叩いた。

「なに、キスして欲しいの?」

俺様みたいに、上から目線で、陸君は私を見つめた。

「して欲しいって言うんだったら、してあげるけどね。」

相変わらずのツンデレ。

結局、私がキスしてって言うのを、彼は待っているのだ。


「いい。ここは学校だから。」

わざと背中を見せた。

「そう言うなよ。」

また背中から、陸君に抱き締められた。

彼の吐息が、首を介して伝わってくる。

「いつでも、晴花さんに触れていたいんだからさ。」

そう言って、男子高校生らしい言葉を発する。


仕方がない。

私は、クルッと振り向いて、彼にキスをした。

唇が離れると、お互いの瞳を見つめ合った。

「いいね。」

陸君が私の唇を撫でると、もう一度私達は、キスを交わした。
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