恋の法則〈-〉
華「うん...でも、足が痛くて」

足?

布団を捲ろうとすると押さえる
華「なっちゃん、怒んない?」

「そうね。だから見せて?」
華「うん」

布団を捲ると腫れ上がった右の足首

「何したの?!」
華「分かんないんだけど...捕まって抜け出したときかな?飛んで足を付いたときから痛くて」

泣きそうな顔をして私を見る

「病院へ行きましょ」
華「嫌よ。行かない」

「そんな事聞ける訳ないでしょ?」
嫌々言いながら暴れる華音を連れて部屋に戻る

華「なっちゃんの鬼!」
「何て言っても行くの」

皆の視線が痛い
「あんたらも行くわよ。まこと尋希は留守番ね」

星「なつ、どうしたの?」
「病院へ行くのよ。お父さんに連絡して」
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