恋の法則〈-〉
そう言ってもまだ納得は出来ないみたい...

「あのね、華音がよく知らないだけで...ファンクラブもあるのよ?」

華「ファンクラブ?」

「そう、あなたの」
混乱している華音に続ける

「何人もの人が今まで華音を恋愛対象に見てきたし、今も生きてるってこと」
分かりやすく説明する

華「でも、叔父さんは...」
「華音に誰にも近付けたく無かったんだろうね?そんな言葉を遺せばトラウマになって恋愛しないと思ったんじゃない?」

「それに、居なくなった方が...皆おかしくなっちゃったでしょ?放っていたら死んじゃうわよ」
華「ダメっ」
また目に涙を浮かべる

こういうのが男心をくすぐるんだろうな

「皆のとこへ行こう?」
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