あたしはまた、キミと出会う

「探したぞ」




 ケガしてるそーたお兄ちゃんがなんでここに・・




「あーもーせっかくのきれいな白い毛が真っ黒だな」





 そーたお兄ちゃん、笑ってる・・



 痛くないのかな





「俺はもう平気だよ。しずく、誰も怒ってないから」





 なんで?





「おいで、しずく」





 どうしてあたしの考えがわかるの?






「だーれも、しずくを責めたりしないよ」






 う・・・











「・・・・ぃみにゃぁ・・」











 あたしは泣きながらそーたお兄ちゃんに抱き着いた。










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