好きだから傷付ける
雅來「後悔してる。
あの日、滝川の事なんて
助けなきゃ良かった。」
美空「どうして?好きって
言ってくれたのは嘘だった?」
雅來「重いんだ、こうゆうの。
わざわざ弁当作ってきたりしてさ
ウンザリする。」
美空「でも、鬼藤くんは
喜んでくれてたよ。
美味しいって言ってくれた。
...私、嬉しかったんだよ。
鬼藤くんのために料理
頑張ろうって思えたんだよ!」
今まで見た事のない表情だった。
いや、正確には何度か見た事のある
表情だった。でもそれは決して
私には向けない表情。
喧嘩してる時の鬼藤くんの表情で
私の事を見下ろしていた。
雅來「とにかく俺はもう
滝川に気持ちなんてないから。
言っとくけど片想いされても
迷惑だからさ、もう二度と
俺に話しかけないで。」
ショックだったけど
納得した訳じゃない。
以前、私が鬼藤くんの事を
避けた時に鬼藤くんは
めげずに何度も話しかけてくれた。
誘ってくれた。
だったら、納得出来ないなら
私のすべき事も1つではないかと思った。