好きだから傷付ける
でも、そんな幸せな日々は
長くは続かなかった。
いつも通り私と木島くんと
合流した鬼藤くんは言った。
雅來「悟、少し話がある。」
木島「いいけど、何?」
雅來「学校に着いたら話す。」
朝からほんの少しだけ
鬼藤くんの様子がおかしいようにも
思えた。でも、それ以上は
踏み込めなかった。
お昼休みになり
いつも通り、鬼藤くんに
お弁当を差し出すと
それを手で振り払った。
美空「ちょっと、鬼藤くん!
何してるの?」
雅來「滝川、別れよう。」
突然の出来事で状況を
読み込む事が出来なかった。
美空「何で?」
鬼藤くんは私の事を見る事無く
言い放った。