好きだから傷付ける

相手を思いやる事も
自分を愛する事もなかった。
ただ、時間だけが流れて行く。

毎日同じ事を繰り返して
1日1日、歳をとっていく。
それが当たり前だと思ってた。

でも、いつか木島くんが言ったように
大切な人だから悩んだり
考えたりしちゃうんだ。
私は、鬼藤くんが大切だ。

美空「でも、私はもう
1人では生きられないよ。」

雅來「だったら...
なくならないんじゃない?
誰かを思ってる限り
不安にならない事はない。
でも、幸せは追い越せる。」

美空「追い越す?」

雅來「不安以上の幸せがあれば
いつかその不安もなくなる。
......て、俺は信じてる。」

美空「そっか。」
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