好きだから傷付ける

美空「はぁ。」

ため息をつく私の頬に
ひんやりとした何かが当たる。

真由「ため息なんかついて
また雅來と何かあったのか?」

美空「...真由さん。」

真由さんは冷たいジュースを
手渡してくれた。

美空「自信ってどうすれば
持てるようになるのかな?」

真由「自信?」

美空「鬼藤くんが好き。
それは紛れもない気持ちなのに
不安になる。鬼藤くんは私を
安心させようと沢山の嬉しい言葉を
投げかけてくれるのに
素直に受け止められない。」

真由さんは自分の手の中にある
ジュースを飲んだ後
私の頭を撫でてくれた。
< 134 / 197 >

この作品をシェア

pagetop