好きだから傷付ける
樹「そっか。
美空の気持ちは分かった。」
美空「許してくれるの?」
樹「うん。でも、もしも
美空の身に危険が迫った時
俺は美空の想いがどうであろうと
その命を体を大切にするから。
それまでは美空の好きなようにやりな。」
美空「ありがとう、いっくん。」
やっぱり、いっくんはいっくんだ。
これがお父さんだったら
有無を言わさず反対しただろう。
ここにいるのがいっくんで良かった。
そんな事を思いながら私は眠りについた。