好きだから傷付ける
今日のいっくんは嫌いだ。
何で鬼藤くんに
そんな事を言うんだろう。
私の為に戦ってくれた鬼藤くんは
褒められる事はあっても
責められる事はないはずだ。
美空「いっくん、言い過ぎだよ。
鬼藤くんは私の為に...!」
樹「美空は黙ってて!」
雅來「何度でも守ります。
俺は、滝川の事が大切ですから。」
嬉しい言葉だった。
なのに、やっぱりいっくんは
鬼藤くんを見つめる事をやめなかった。
樹「分からないなら無理だと思う。
大切な人を守るって力の強さの
問題じゃないから。
心の強さの問題だから。
君はまだ子供だ。
子供の君に美空は守れない。
実際、今だって美空は
こうして怪我をしてる。
それは誰のせい?君のせいじゃないの?」