オトナが始める!現在進行形初恋
今、ハルに本当の恋をしているのかはまだ実感がわかないけど、ハルに今すぐ手紙を書きたい、話したいと思う気持ちがふつふつと湧いてきているのは確かだ。
「うん、まだ本当の初恋っていうのにピンとこないところもあるけど……ミッキーちゃんの言うとおりなのかもって思う」
「ひょっとしたら、中学時代からハルさんに本当の恋をしていたのかもしれませんね。恋の相談をしていると自分を知らずに騙して、ハルさんとの二人の時間に幸せを感じていたんじゃないかな」
「ハル……」
「さよならしちゃったのは、ハルさんは恋の相談相手でいるのに、自分の気持ちはハルさんのことを本当に好きだと気づいてしまったからかもしれませんね。」
かつてハルと過ごした時間が愛おしく感じられ、さよならに後悔の気持ちが強いのは、そういうことなのかもしれない。
そして今、ハルに告白されて心がこんなに震えて、返事を書きたい、ハルに会いたい、と強く思う自分がここにいる。
「返事はいらないって言われたけど、ハルに手紙が書きたい……」
「うんうん、すごくいいと思います!絶対にすぐ書くべきです!」