俺の女に触るな!
あ、嫌!手を捕まれて起こされてもう一人のおじさんが腰に手を回す。いい大人がふざけながら私を胴上げするかのように持ち上げようとしている。
「あ、やだっ!」と、声が出てもがこうとした瞬間、二人組の多分高校生よりは上の年齢っぽい男の人二人組が「おいおい、おっさん、やべーんじゃねーの?」と、からかうような口調で言い残しそのまま笑いながら通り過ぎた。
私、嫌がってるの見え見えなのに助けてくれない。私、あんまし可愛くないからなのかな?トモは?どこ?
「おい!」
トモの声がしたと同時に私の体がちょっと荒っぽく振り降ろされた。
尻餅で座り込んだ私の傍にはおじさんの手首を捻り挙げるトモがいた。