キンダーガーテン四   ~私の居場所に~
もう、また子供扱いして!

プン!って拗ねた唯に

「嫌、ホントに感心したんだよ。
3人は、気づいてなかったからね。」

「先生は…海晴ちゃんが何に悩んでるか知ってるの?」

「知らないよ。
でも……
航が分からないって言ってたから………
唯ちゃんみたいに、プライベートなことかなってね。
……………………これは、オフレコだよ。
3人にも。
内緒に出来る?
内緒が苦手な唯ちゃんだけど、海晴ちゃんの為だったら………
頑張れるよね。」って念押しされた。

いつもなら、秘密の苦手な唯には話さない先生。

それでも話してくれるのは………

唯に海晴ちゃんを助けることができるからだと思う。

だったら……

頑張る!!
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