キンダーガーテン四   ~私の居場所に~
ホントに唯の言葉で

海晴ちゃんが楽になれるの?

ううん。

なってもらうの!

海晴ちゃんが苦しんでるなんて…………耐えられない。

守りたい!!

「先生………
私、海晴ちゃんを助けたい。
何が出来るか分からないけど…
一緒に笑いたい。」

「うん。
海晴ちゃんと一緒に、また笑おう。
先ずは、航に頑張ってもらわないとな。」

先生と話していたら

またきっと…………そんな日がくる気がしてくるから不思議。

大丈夫。

先生の大丈夫は………

いつだって大丈夫だから。

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