キミに降る雪を、僕はすべて溶かす
心臓にめり込んでた言葉のすべてを、もっとその奥へと仕舞いこみ。熔かす。
熔かして、躰中で憶えてられるように。
一瞬。目を伏せ、頬に触れてる大きな掌にそっと自分の手を重ねた。
あたしに愛されるシアワセを与えてくれようとした、情の深い大きな人。
凛とした気配で佇む淳人さんともう一度、目を合わせる。
「・・・ごめんなさい・・・。でもあたしは・・・、ミチルさんと居たいんです」
あたしは不幸なんかじゃないんです。
愛してる人の傍にいられて。
離さないって言ってもらえて。
ミチルさんを選ぶ自分に嘘はないから。
「淳人さんがダメなんじゃなくて・・・。あたしの、ワガママです・・・・・・」
重ねてた指先に最後、きゅっと力を籠めた。
離そうとしたそれを。追いかけられたかと思うと、掴まれて力一杯に淳人さんの胸元に引き寄せられる。
「・・・聴けんな。お前の我が儘なんざ」
頭上でバリトンの声が静かに響いた。
熔かして、躰中で憶えてられるように。
一瞬。目を伏せ、頬に触れてる大きな掌にそっと自分の手を重ねた。
あたしに愛されるシアワセを与えてくれようとした、情の深い大きな人。
凛とした気配で佇む淳人さんともう一度、目を合わせる。
「・・・ごめんなさい・・・。でもあたしは・・・、ミチルさんと居たいんです」
あたしは不幸なんかじゃないんです。
愛してる人の傍にいられて。
離さないって言ってもらえて。
ミチルさんを選ぶ自分に嘘はないから。
「淳人さんがダメなんじゃなくて・・・。あたしの、ワガママです・・・・・・」
重ねてた指先に最後、きゅっと力を籠めた。
離そうとしたそれを。追いかけられたかと思うと、掴まれて力一杯に淳人さんの胸元に引き寄せられる。
「・・・聴けんな。お前の我が儘なんざ」
頭上でバリトンの声が静かに響いた。