キミに降る雪を、僕はすべて溶かす
もしも。女として愛されるシアワセを選んで、淳人さんの手を取ったら。
ミチルさんは、あたしの前から姿を消して二度と現れない。
ゼロか百の選択。
こんなにもあたしを大事に思ってくれてる人の手を、払ってでも。
ミチルさんを失うより怖いことなんて、あたしには無いから。
「・・・うん。帰ろ・・・、ミチルさん」
淡い笑みを流して。
淳人さんの腕から抜け、ミチルさんの許に還る。伸ばされた腕に力いっぱい、抱き締められる。
「・・・りっちゃん・・・」
切なそうに堪えた声が、あたしの心臓を震わせた。
声にならない呻きが聴こえた気がした。
色んな声に聴こえた。
『行かないで』にも、『ありがとう』にも。
鼻の奥がつんとして、目頭が熱くなった。
ずっと、いるよ。ココロの中で呟く。
約束する。ミチルさんを独りになんかしない。
求められる限り。
傷を舐め合って、優しさだけ別け合って。ミチルさんの拠り所になろう。
おじいちゃんとおばあちゃんになっても、二人でそうして生きていこう。
この指輪に誓いたいって。・・・初めて心からそう願った。
それがあたし達の結婚なんだ、・・・って。初めて真っ直ぐに思えた。
ミチルさんは、あたしの前から姿を消して二度と現れない。
ゼロか百の選択。
こんなにもあたしを大事に思ってくれてる人の手を、払ってでも。
ミチルさんを失うより怖いことなんて、あたしには無いから。
「・・・うん。帰ろ・・・、ミチルさん」
淡い笑みを流して。
淳人さんの腕から抜け、ミチルさんの許に還る。伸ばされた腕に力いっぱい、抱き締められる。
「・・・りっちゃん・・・」
切なそうに堪えた声が、あたしの心臓を震わせた。
声にならない呻きが聴こえた気がした。
色んな声に聴こえた。
『行かないで』にも、『ありがとう』にも。
鼻の奥がつんとして、目頭が熱くなった。
ずっと、いるよ。ココロの中で呟く。
約束する。ミチルさんを独りになんかしない。
求められる限り。
傷を舐め合って、優しさだけ別け合って。ミチルさんの拠り所になろう。
おじいちゃんとおばあちゃんになっても、二人でそうして生きていこう。
この指輪に誓いたいって。・・・初めて心からそう願った。
それがあたし達の結婚なんだ、・・・って。初めて真っ直ぐに思えた。