キミに降る雪を、僕はすべて溶かす
知らず。ミチルさんと繋いだままの手を、ぎゅっと握りこんでた。
どうして黙ってるの?
そうじゃないって、なんで言わないの。
ミチルさん。
ミチルさんっ。
ねぇッ、お兄ちゃんっっ!!
ココロの中で叫び声が木霊する。
頭ん中が、ぐちゃぐちゃする。
淳人さんはナニを知ってた?
それであたしを、彼に近付けさせたくなかった?
彼の口から漏らされたら困るから?
『チガウ・・・ッ』
躰中の細胞が軋んで、悲鳴を上げた。
ミチルさんは、そんな人じゃない。
違う。
違う。
違う!
だって、お兄ちゃんを裏切れるハズがない。
妹のあたしを裏切るハズがない。
信じてる。信じたい。信じさせてっっ。
躰を微かに震わせ、きつく眸を閉じる。
心臓から爪先まで、一気に駆け巡ろうとする想い。
ドクドクと大きな音を立てて、耳の奥に響き渡る。
出会った頃のこと。
初恋に落ちた瞬間。
シアワセだった片恋。
いつもお兄ちゃんと三人で。
家族みたいに、ずっと。
これだけあれば。もう十分って。
これ以上、欲しがるなんて。
『りっちゃん』
あの優しい声にどれだけ、掬われて・・・!
開かずの扉の前。あたしはしゃがみ込んで、そっと膝を抱える。
・・・・・・待つよ。
ミチルさんが開いてくれる、その時まで。
どうして黙ってるの?
そうじゃないって、なんで言わないの。
ミチルさん。
ミチルさんっ。
ねぇッ、お兄ちゃんっっ!!
ココロの中で叫び声が木霊する。
頭ん中が、ぐちゃぐちゃする。
淳人さんはナニを知ってた?
それであたしを、彼に近付けさせたくなかった?
彼の口から漏らされたら困るから?
『チガウ・・・ッ』
躰中の細胞が軋んで、悲鳴を上げた。
ミチルさんは、そんな人じゃない。
違う。
違う。
違う!
だって、お兄ちゃんを裏切れるハズがない。
妹のあたしを裏切るハズがない。
信じてる。信じたい。信じさせてっっ。
躰を微かに震わせ、きつく眸を閉じる。
心臓から爪先まで、一気に駆け巡ろうとする想い。
ドクドクと大きな音を立てて、耳の奥に響き渡る。
出会った頃のこと。
初恋に落ちた瞬間。
シアワセだった片恋。
いつもお兄ちゃんと三人で。
家族みたいに、ずっと。
これだけあれば。もう十分って。
これ以上、欲しがるなんて。
『りっちゃん』
あの優しい声にどれだけ、掬われて・・・!
開かずの扉の前。あたしはしゃがみ込んで、そっと膝を抱える。
・・・・・・待つよ。
ミチルさんが開いてくれる、その時まで。