雪のラブレター~先生、好きです~
「間宮の気持ち、嬉しかったから」
…え?
私の…気持ち?
嬉しかったって…
そう言った佐伯先生の顔は、雪も降っていないのに真っ赤だ。
「ホッカイロに書かれてたメッセージ、全部読んだから」
「!」
ドキン!!!!
さっきまで気付いていないと思っていたため、急に言われると恥ずかしくなる。
「あ…」
そして佐伯先生を同じように、寒くもないのに顔が真っ赤になる。
「あんな風に告白されたのは初めてだし…いや、それよりも教師と生徒だし…」
真っ赤になりながら、テンパっている佐伯先生。
初めて見る姿に、ドキドキと心臓が高鳴っていく。
ドキドキー…
「…先生、顔真っ赤ですよ」
「!?」
そう言うと、さらに顔を真っ赤にさせた佐伯先生。