雪のラブレター~先生、好きです~
「間宮…大人をからかうもんじゃない」
佐伯先生はそう言いながら片手で、真っ赤な顔を隠してしまった。
「…すいません。…へへへ」
謝りながらも、嬉しさが出てしまった。
そっか…
そっか…
想いに気付いてくれてたんだ。
それに…
嬉しかったって…
さっきまで泣きそうになっていた自分が、今は笑みしか零れない。
「…ニヤニヤしてる」
「!」
佐伯先生に言われ、ドキっとして顔を上げるとー…
チュ…
触れるだけのキスが降ってきた。