【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に

「この子の血を頂くよ。僕はそれで霊力を移すことができるから」

首に当てられたナイフに少し力を込めるとスッと血が流れる。

痛みと恐怖に耐える美月の目には涙が流れる。

「澪…。助けて…」

「美月が助けを呼んでいる…。私の大好きな美月…。美月に傷をつけた。美月を泣かせたお前を私は許すわけにはいかない。春!」

「主の仰せの通りに」

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