好きの代わりにサヨナラを【蒼編】《完》
「もういいですか……?」
これ以上聞かれたら、余計なことを話してしまいそうだ。
俺は記者がメモをとっている隙に、家の鍵を開けた。
「長くなってしまって、すみません。
最後に、これだけ確認していただけますか?」
そう言って、記者は俺に一枚の写真を差し出した。
俺は玄関のドアに手をかけたまま、視線だけ向ける。
そこには、映画館で手をつないで座っているほのかと俺が写っていた。
俺は驚いて、写真を握る記者を見上げた。
「デビュー前は、お付き合いされてたんじゃないですか?」
単刀直入に聞かれて、俺はすぐに言葉がでなかった。
これ以上聞かれたら、余計なことを話してしまいそうだ。
俺は記者がメモをとっている隙に、家の鍵を開けた。
「長くなってしまって、すみません。
最後に、これだけ確認していただけますか?」
そう言って、記者は俺に一枚の写真を差し出した。
俺は玄関のドアに手をかけたまま、視線だけ向ける。
そこには、映画館で手をつないで座っているほのかと俺が写っていた。
俺は驚いて、写真を握る記者を見上げた。
「デビュー前は、お付き合いされてたんじゃないですか?」
単刀直入に聞かれて、俺はすぐに言葉がでなかった。