大江戸シンデレラ

此度(こたび)のことで美鶴が判ったのは……

——舅上様も姑上様も、わたくしが松波家に嫁入ることを、決して厭わしく思われてはおらぬ。

さらに、女中頭であるおせい(・・・)があないに味方になってくれているのだ。

ほかの使用人からも、悪うは思われておらぬであろう。


——そう、たった一人……

若さまを置いて、ほかは……

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