停留所で一休み
さり気ない、一香のボヤキに、そうだろうなと思う。
だって私の膝の上で、一弥は既に飛んだり跳ねたりして、大人しく座っていない。
我が妹ながら、気の毒になってしまった。
その時、母が庭の手入れから戻ってきた。
「あ~ら、随分賑やかだと思ったら。一弥ちゃん達来てたのね。」
「お祖母ちゃん!!」
母の顔を見た途端、一弥は私をそのままにして、母目がけて走りだす。
「さっきまでおばちゃん、おばちゃん言ってたのに!」
私はちょっと、母にジェラシー。
「要するに、誰でもいいのよ。」
一香は、テーブルにあったお漬物を、いつの間にか食べている。
「何でそんな、悲しい事言うのよ。」
「子供なんて、そんなモノでしょ。」
元気いっぱいの一弥が、母の元へ行って、少し安心したのか一香は、今度和香の顔を見だした。
「そう言えば、一香。三人目ができたって話はどうなったの?」
母親がなにげなく、聞いてきた。
だって私の膝の上で、一弥は既に飛んだり跳ねたりして、大人しく座っていない。
我が妹ながら、気の毒になってしまった。
その時、母が庭の手入れから戻ってきた。
「あ~ら、随分賑やかだと思ったら。一弥ちゃん達来てたのね。」
「お祖母ちゃん!!」
母の顔を見た途端、一弥は私をそのままにして、母目がけて走りだす。
「さっきまでおばちゃん、おばちゃん言ってたのに!」
私はちょっと、母にジェラシー。
「要するに、誰でもいいのよ。」
一香は、テーブルにあったお漬物を、いつの間にか食べている。
「何でそんな、悲しい事言うのよ。」
「子供なんて、そんなモノでしょ。」
元気いっぱいの一弥が、母の元へ行って、少し安心したのか一香は、今度和香の顔を見だした。
「そう言えば、一香。三人目ができたって話はどうなったの?」
母親がなにげなく、聞いてきた。