しあわせ食堂の異世界ご飯3
お客さんに持ってきてもらったものに、こちらでよそってあげればいいのだから。
(それなら、結構簡単にできるんじゃないかな?)
 材料は市場で手に入れることができるし、始めようと思えば明日から新商品を出すことだって可能だ。
 これも、カミルが調理を覚えアリアの作業量が格段に減らせたからこそ。
(ううぅぅ、思い立ったらすぐにでもやりたい!)
 むしろもう、このまま市場に寄って材料を買ってから帰りたい。
(エマさんならきっと駄目とは言わないだろうけど……)
 さすがに筋を通さず勝手にやるのはよくないだろう。
 アリアは悩みつつ、それならとりあえず試作用の材料を買って帰るくらいならばいいのでは? と考える。
 それであればいつもしているし、夜ご飯として出したって問題はない。
(うん、それならきっと大丈夫!)
 アリアがこれからの算段を頭の中で計算し終えたところで、シャルルから「決まったんですか?」と声をかけられた。
「ええ! 帰りに市場で材料を買って帰って、さっそく作ろうと思うの!」
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