しあわせ食堂の異世界ご飯3
「わかりました!」
「アリアお姉さまの新作料理ですか? わたしもお手伝いしたいです!」
 突然始まった三人のやりとりに、マイクと親方たちが感心して頷く。
 誰も、こんな簡単にしあわせ食堂の素晴らしい料理ができているなんて思ってもいなかった。
 もっとこう、研究に研究を重ねてカレーやハンバーグなどの料理ができていると思っていたのだから。
 ここにきて、アリアのすごさを改めて見せつけられたような気がした。

「んじゃあ、本当に明日……その新作っていう汁物料理をもらいにいっていいんだな?」
「はい。とはいっても、メインはスープじゃなくて具なんですけどね。深めの器をもってきてくれたら、大丈夫です」
 すっかり長居してしまったアリアたちは、そろそろお暇することにした。忙しいのに長時間対応してくれたマイクにもお礼を告げる。
 そして最後に確認したのは、新作料理のことについてだ。
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