無気力少女は必要以上に迫る男共がお嫌い。






 「「「さ、さーせんした姉御!!」」」




 90°のお辞儀を披露してくれた、あの三人はペコペコと私に頭を下げる。



 いや、今更感あるけど私、偉い人とかじゃないんだけど・・・。



 ほら、そんなことするから、三人の後ろにいる男共がビックリしてるじゃないか。




 「家に帰りたい。でも、下駄箱までの道分かんないから・・・」




 私も一応、お辞儀をして下駄箱の道を教えてくれ、とお願いする。



 代表で筋肉が道案内をしてくれることになった。



 こんななりでも年上なんだよな。助かるよ筋肉。




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