森の妖精と団長さん
数年の間、レーガン侯爵の側近がラティモアを管理していた。
最初はラティモアの屋敷にいた使用人たちにも優しく、慰めてくれていた。
しかし、しばらくすると、その側近はシキやラティモア家に仕えていた使用人たちに段々と言動が荒くなっていき、いつのまにか街も廃れ始めていた。
当時13歳のシキは知識も増え、頭もきれるようになっていた。
だからこそ、その状況に納得できず側近に抗議する日々
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