外見9割、性格1割。
愛琉「...そうだけど。」
築「一緒に温めた方が電気代も浮く。」
愛琉「うん。」
一緒に暮らし始めた頃は
鬼男のこうゆう小言とか貧乏くさい所とか
大嫌いだったけど、今はそれが嬉しくなった。
私の事を1番よく知っている
鬼男だからこその優しさだと思える。
ーチン
電子レンジの音が聞こえ
私がそこへ向かうと後ろから
鬼男がやって来る。
築「座ってろ。」
愛琉「あんたが座っててよ。
持って行くから。」
築「熱いだろ。
俺が運ぶから座ってろ。」
ほら、言葉足らずだけど
いつだって鬼男は優しさに溢れてる。
ダイニングテーブルに温めたばかりの
料理を置くと鬼男はそれを食べ始めた。