外見9割、性格1割。

愛琉「いただきます。」

料理の美味しさは関係ない。
鬼男が私の目の前にいる。
それが1番大切な事だ。

だって、さっきよりも何倍も
鬼男の料理が美味しく感じる。

鬼男がどれだけ彼女の事を想っていても
やっぱり私は鬼男の事が好き。
...それに、あの時鬼男は言った。
彼女とは別れようと思ってたって。
だったら、少しだけ...ほんの1%でも
私に可能性はあるって事
なんじゃないのかな?

愛琉「あのさ、聞いてもいいかな?」

築「何を?」

愛琉「...彼女の事。」

築「何?」

愛琉「病院であんたは彼女と
別れようと思ってたって言ってたけど
今は思ってないの?」

築「思ってない。」
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