敏腕室長の恋愛遍歴~私と結婚しませんか~


「……は……、君が悪い」

「ん……、ふっ……」


深く、深く何度も重ねる唇。

舌を引っ込める彼女を執拗に追い求め、強引に舌先を絡めて口内を犯し尽くす。

華奢な腰に腕を回し、下半身が密着するように引き寄せて、彼女の脚の間に膝を突っ込むとますます煽られ、欲求に歯止めが効かない。

体勢が辛くなった彼女は必死に俺にしがみつくが、それが強く求められているように思えてさらに気分がいい。

セミロングの髪に指を通し後頭部を支え、後ずさりさえ許さないかのように唇を貪り、逃げ場をなくして追い込んでいく。


「ふ……、ぁ……」


清楚なスーツに身を包み、普段はすました顔をしている彼女の口から漏れる声が堪らなく艶やかで、マンションのエレベーターホールの前だというのに止められそうもない。


「あ、待って、しつ……ちょ……、やっ……」


行為はエスカレートし、耳朶を甘噛みして首筋に軽く歯を立てると、足に力が入らなくなったのか、俺の膝に彼女の身体の重みが感じられた。

俺の手は自然に彼女の体を求めて胸元の柔らかな場所へと忍び込むが。
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